年中行事

節分で年の数に1を足して豆を食べる理由と由来を紹介

こんにちは! Miraiです。

節分で豆まきをした後、
「年の数だけ食べる」
「年の数に1を足した数を食べる」
このように迷ったことはありませんか?

実は、どちらも正解なのです。
自分の年齢に1を足すことで、新しい1年の無病息災と幸せを願う意味が込められるため、来年の健康と幸せを祈って1つ足すことをお勧めしています。

この記事では、節分で食べる豆の数や理由、豆が食べきれない場合や多く食べ過ぎた場合にもご利益がいただけるレシピをご紹介しています。

節分で食べる豆の数は「年齢プラス1」とその理由

昔、節分は大晦日の行事と考えられていました。
年越しに次の年の無病息災と幸せを願い、豆を食べていたのです。
年の数でも年の数に1を足して食べるでも、願いは同じなんです。

年の数に1を足して食べる理由は、数え年でみているためです。
数え年とは、生まれた年を1歳とし、お正月に年をとるという考え方になります。
日本では明治5年まで旧暦が使われていました。旧暦では立春の頃が元旦となり、1年の始まりとなります。この日に皆揃って1つ年をとっていました。(新年の始まりは立春ですが、必ずしも立春が元旦ではありません。)

当時の風習(数え年)を現在に置き換えると(満年齢)+1となります
イコール 現在、私たちが節分で食べる豆の数は「年齢プラス1」と言うことになります。

数え年と満年齢の数え方の違い

数え年→誕生日を1歳とする。以降は元旦を迎える度、1つ年を重ねる。
満年齢→誕生日を0歳とする。以降は誕生日を迎える度、1つ年を重ねる。

節分に豆を食べる理由は「健康と幸せを願い、福を体に入れるため」

古来、米・麦・きび・あわ・豆と言った五穀には霊力が宿っていると考えられていました。
節分で豆撒きする大豆もその1つで、火で煎って邪気を祓ったものを福豆と言います。

火で煎るのは、後から芽が出るのを防ぐため。忘れた頃に発芽をするのは縁起が悪いことだと考えられていたことから、生豆は用いず、必ず煎って使用します。
豆を「煎る」が「射る」(鬼を打つ)にも通じることや、木・火・土・金・水からなる五行説では、疫病や鬼は「金」とされ、「金」の作用をなくすのが「火」とされています。
大豆はとても硬く「金」に当りますが、火で煎り(火が金を溶かすという相尅関係)と豆まきによってばら撒かれ、最後には人が食べてしまうことで、鬼退治をすることになるのです。
この福豆をいただくことで、福を体に入れます。

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節分の豆を食べきれない場合や多く食べてもご利益はある

 

福豆は節分の夜豆まきをした後に食べます。
地域によっては火で煎った福豆を、節分前日に枡に入れ、神棚にお供えをしています。

豆まきによって鬼を退治した福豆を食べることで、病に打ち勝つ力と福を体に入れますが、数が多くてとても食べきれないと言う場合には「福茶」にしていただくと同じ御利益が得られます。つい豆を食べ過ぎて、年の数をオーバーしてしまった場合にも、ご利益がなくなるわけでは無いので安心してくださいね。

 

〜福茶の作り方〜

(材料)
・福豆 3粒 (空煎りすると香ばしさが楽しめ、更に美味しい)
・梅干し 1個
・塩昆布 適量

◎作り方
空煎りした福豆と梅干し、塩昆布を湯飲みなどに入れ、熱湯を注ぐだけ!
塩昆布と梅の出汁が美味しく、豆も柔らかくいただくことが出来ます♪
熱湯の代わりに緑茶でも。福豆の数が3なのは、縁起が良い数字であるため。

 

節分の豆まきは新年を迎える厄払いの儀式

豆まきの由来は、年の瀬に邪悪な鬼を追い払って新年を迎える厄払いの儀式として中国から伝わったものと言われています。
(追儺(ついな)と呼ばれる儀式ですが、このことに関しては別の記事に詳しく書いていきたいと思います。)
また、豆は「魔目」(煎った大豆で鬼の目を打ち撃退することから)や「魔滅」(魔を滅する)に通じることから、魔物を追いはらうある力があるとされるほか「忠実」とも書き、体が丈夫であることを意味します。

その豆で鬼を追い払うわけですが、「鬼」(おに)の語源は「隠」(おん・おぬ)とされ、意味は隠れて見えないもの、この世のものでは無いもの、邪気を指しています。
つまり、節分に豆まきをするのには、邪気祓いの意味があります。